三大栄養素
人間のからだをつくりエネルギー源となるのは、糖質、脂質、たんぱく質の3つの栄養素で、これを「三大栄養素」という。
糖質 1gあたり約4kcalのエネルギーになる。
脳や神経系の唯一のエネルギー源となる。他にも貯蔵エネルギーとして蓄えられたり体温を維持するなどの働きがある。消化・吸収がよく、即効性が高い。
穀類やいも類、果物などに多く含まれる。
糖質のおすすめな組み合わせ |
脂質 1gあたり約9kcalのエネルギーになる。
少量でたくさんのエネルギーを得られる。余った分は体脂肪となり、貯蔵エネルギーとして体内に蓄えられ、必要に応じて使われる。他にも細胞膜や核膜の構成成分になる、脂溶性ビタミンの吸収を高めるなどの働きがある。
脂肪分の多い肉や脂ののった魚や油やバターなどの油脂類などに多く含まれる。
脂質のおすすめな組み合わせ |
たんぱく質 1gあたり約4kcalのエネルギーになる。
エネルギーになるよりも、通常は筋肉や内臓などからだを構成する主成分として使われる。
他にも免疫機能を高める、酵素やホルモンを合成するなどの働きがある。
肉、魚介、大豆製品、卵、乳製品に多く含まれる。
たんぱく質のおすすめな組み合わせ ・たんぱく質+ビタミンB6(さつまいもやにんにくなど)→からだの発育を促す。 ・たんぱく質+ビタミンB2(チーズやレバーなど)→美肌効果がアップする。 |
※身体状況、疾患により食事内容は異なりますので主治医・栄養士にご相談下さい。
「からだにやさしい胃腸科レシピ」のPDFを集めて、左綴じで綴じていただくと、レシピ本になります。(PDFは、それぞれのメニューのページにあります。)