がん化学療法chemotherapy
がん化学療法レジメン
※ 患者さんの状態(年齢や腎機能等)や疾患の状態(進行・再発症例等)等によって投与量、投与スケジュールは変更される場合があります。
連絡・お問い合わせ先
・レジメン内容に関するお問い合わせ薬剤部:Tel.0835-25-8709(月~金(祝祭日を除く)8:30-17:30)
緩和ケアPalliative Care
がんの治療は、早期発見、早期治療がもっとも効率が高く、予後も期待できます。種々のがん検診も勿論重要ですし、定期的に検査を受けることで、より侵襲の少ない治療で根治的な治療を受けることができます。内視鏡治療、鏡視下手術、開胸・開腹手術など、患者さんの状況と病気の進行度に応じて適切な治療法を選択しています。
緩和ケアは、患者さんやそのご家族に対して、当院の医師とスタッフが病棟あるいは在宅において、身体的疼痛緩和を中心として、心理社会的問題、精神的な問題などに対応させて頂きます。
当院では、WHOの指針にしたがって癌の告知の段階からの緩和ケアを積極的に開始しています。
また、外来・入院を問わず、患者さんの状態に応じて抗癌治療に緩和ケアを組み合わせて行い、患者さんがより良い状態で治療が継続できるように努めています。
さらに癌終末期の患者・家族が安心して良質な在宅療養が送れるように、平成10年に主治医と地域医療連携・相談室をチ-ムリ-ダ-とする在宅緩和ケアシステムを構築しています。当システムの最大の特徴は外来受診時から検査、手術、化学療法などの治療にたずさわった主治医が在宅緩和ケアまでひき続き行う点です。
特に消化器がん再発患者さんにおいては手術を担当した外科主治医が最も正確に患者さんの状態を把握することができ、消化管バイパス手術や人工肛門、腹水に対しては当院で開発した10リットルでも一度に処理可能な腹水濾過濃縮再静注法(CART)などを適切かつ積極的に行うことにより、オピオイドなど薬物療法などにてコントロ-ル困難な嘔気、嘔吐や苦痛を軽減して食事が食べれるようになり、抗がん治療の継続や長期の在宅療養も可能になります。
また、自分のことを最も熟知して信頼関係の出来ている主治医が最後まで担当すること、不安時には主治医の往診や自分の慣れたスタッフのいる病棟にいつでも入院できるなどのサポ-トシステムにより患者さんご本人、ご家族ともに安心した在宅療養が可能になります。
緩和ケアについての詳細ならびにご質問などは地域医療連携・相談室までお問い合わせください。
当院ではがんリハビリテーションも行っています。
緩和ケアへのお問い合せ先
一般財団法人 防府消化器病センター 地域医療連携・相談室
お問い合せ時間 平日(午前8時30分~午後5時)