消化器がんはがん死亡の主役　～ 予防・診断・治療の新しい方向は ～

日本消化器病学会名誉会員

財団法人　防府消化器病センター

研究所長　岡崎 幸紀

平成24年4月25日（水）

19：00～20：30（受付　18：00～）

 防府市地域交流センター　アスピラート（３階　音楽ホール）

　山口県防府市戎町1-1-28

　日本人の年間の死亡者数は114万人、その内がん死亡が34万人、さらにがん死の50％以上が消化器がんです。まさに、消化器がんはがん死亡の主役なのです。「くだ」が中心となる食道、胃、大腸のがん、細いくだ（胆管）とふくろ（胆嚢）と乳頭のかたちをした胆汁と膵液の出口の部分（乳頭部）のがんをまとめた胆道がん、「実質（かたまり）臓器」の肝がん、膵がんですが、みんな消化と吸収に関係がある消化器がんなのです。したがって、原因も、診断も治療にも同じところがあり異なるところがあります。消化器がんにならない予防法があるのか、診断と治療の良い方法とは、について、新しい流れを踏まえてお話したいと思います。

18：00～19：00

ビデオ上映（健康に関する内容）、血圧測定コーナー（血圧測定）