第54回健康公開講座 2007.07.11開催 ピロリ菌は今
2007.07.11
第54回健康公開講座 「ピロリ菌は今~ピロリ菌にどのように対応したらよいのでしょうか?~」を開催しました。
日時:平成19年7月11日(水)
講師: 財団法人 防府消化器病センター 顧問 岡崎 幸紀
内容:
ピロリ菌が発見されて25年になります。この菌を見つけた2人の医学者は、2005年度のノーベル医学賞を受賞しました。ピロリ菌が胃・十二指腸潰瘍や胃がんの原因として考えられていますし、その他いくつかの病気の原因とも考えられています。確かにピロリ菌を除菌(菌を殺す)しますと、胃・十二指腸潰瘍はほとんど再発しません。また、ピロリ菌に感染した人は、感染していない人の数倍の胃がんが発生しています。しかも日本人の半数、約6,000万人の人がこの菌に感染しています。2人に1人は感染しています。ところが、ピロリ菌の感染の経路、潰瘍やがんの発生の機構は、まだ解明されておりません。このような時期、私達はピロリ菌にどのように対処すればよいか、その対応方法をお話ししたいと思います。
参加者:340名
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※健康公開講座は、隔月で開催しています。 会場:山口県防府市の防府市地域交流センター アスピラート 防府市民の方だけでなく、山口市、周南市、宇部市など、市外の方や、山口県外からも気軽に参加頂いています。 |