鉄欠乏性貧血
鉄欠乏性貧血とは
体内の鉄分が不足して起こる貧血。
鉄欠乏性貧血の原因
① 鉄分の摂取不足
・偏食やダイエットによる極端な食事制限によって鉄分の摂取不足が起こる。
② 鉄分の損失
・潰瘍などによって出血が起こり鉄分が不足する。
③ 鉄分の必要量が増える
・妊娠中や授乳期に鉄分の必要量が増える。
④ 鉄分の吸収障害
・胃切除などにより鉄分の吸収障害が起こる
鉄欠乏性貧血の症状
・動悸
・息切れ
・頭痛
・疲れやすくなる
・めまい
・顔面蒼白 など
食事療法
① 1日 3食バランスの整った食事を食べる
② 鉄分の多い食品を積極的に摂る。
(ヘム鉄:赤身肉・レバーなど)
(非ヘム鉄:青菜・ひじき・大豆製品など)
③非ヘム鉄の吸収を高めるビタミン C と鉄分の多い食品を一緒にとる。
(ビタミン C:緑黄色野菜・イモ類・果物など)
④鉄の吸収を阻害する食品を避ける。
(コーヒー・紅茶・緑茶など)
※身体状況、疾患により食事内容は異なりますので主治医・栄養士にご相談下さい。
「からだにやさしい胃腸科レシピ」のPDFを集めて、左綴じで綴じていただくと、レシピ本になります。(PDFは、それぞれのメニューのページにあります。)